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プロフィール

塩入志津子

Author:塩入志津子
編集者・駅弁研究家
JTBガイドブック、旅、情報版など各種延べ800冊の制作編集に携わる。
1987年から2011年まで24年6ヵ月にわたり『JTB時刻表』巻頭グラビアページ「駅弁細見」を連載。北海道から沖縄まで、190社の調製元現場を取材、撮影、執筆。
賞味した駅弁は約1700食。
著書に『旬の駅弁名鑑800』(講談社)がある。

東京ガス主催「全国高校生駅弁チャンピオン大会」(テレビ東京系列)では、3年連続審査員を務める。ほか週刊誌などの雑誌執筆、セミナー講師、講演、TVなど。

ブログの文章トップで掲載の写真は、塩入が撮影。

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欽ちゃん との対話—-54回

 エッセー1610 
 自宅窓からの夕景/2016
 
読書は、精神の栄養剤。著者との対話によって、そのとき
の自分を知り、他を知る。ある日萩本欽一著『運の練習帳』
広済堂新書)に出会いました。
私は、欽ちゃんが大好きです。お顔もいい。
以下は、最近、本で出会えた欽ちゃんと私の勝手な対話です。
 
仲良くなれそうもない人とは、喧嘩もしない。欽ちゃん,以下同じ
――私もそのように心がけています。(塩入、以下同じ)
 
どんな場合でも争いに向かわないような、やさしい言葉をたくさ
ん覚えておきたいよね。
――深いやさしい言葉。私は、利己的で今まで思いもしなか
ったことです。でも、この言葉に心が洗われました。
 
なにかを選ぶ場面に出会ったら、いちばんつらい道を選ぶ習慣
をつけておくといいですね。
――らくな道ばかり選ぶと、間延びした顔になっちゃいま
すね。
 
教わるより教えるほうが難しいんです。というより教えないほう
がいい。
――今は,教わらないから、という人が多い。だからわた
しのせいじゃないと言いたいのでしょうが、こうい
う人は進歩がない。
 
人になにかを教える立場になったら、できたとき、丸ごと相手の
手柄になるようにしたほうがいいんです。時間はかかるけど、
相手に「自分の力でここまで到達した」っていう達成感を持って
もらうことが大切なの。
――それが本当の教育ですね。教える側の自己満足では、
人は育たない。
 
今はなにを教えるにしても「早く一人前にしよう」と思って直接
言いすぎるんじゃない?近いところには、大きな運も成功も落ち
ていないんですよ。なにもかも、言葉で教わっちゃうと、自分で
考えないからすぐ忘れちゃう。
――10年で入口。とよく聞かされました。生(なま)たたき
  の刀は切れ味がよくない。
 
「あ、この人は、ほんとの友だちだ」って思った。自分の大事な
ことを、ちゃんと自分の言葉で伝えに来てくれたんですから。
-――情報は豊富でも、本当に自分の言葉を持っている人は少
   ない。自分の言葉は、その人の知恵です。知恵だけは、
その人の深い内部からでるもので、誰にも教えてはもら
えません。教えることもできません。書物からも学べま
せん。自分の言葉をもつことが, ひとりの人間としての
個性のはじまりだと私は考えます。会話の面白さは、
そこにあります。
     欽ちゃんのこの言葉を私は、このように受け止めました。
  あなたは、いかがですか?
 
無駄なことをするのをいやがらないかどうか、これでその人の将
来がわかっちゃう。
――人の目があっても無くても、自分が判断してやるべきこ
とはやる。新入社員に初めから居心地のいいところなど
ない。
 
試練のときをどう乗り越えるか、それを神様は見ている。だから、
つらい別れを体験した人に、運の神様は新しい出会いを必ず用意
してくれます。
――それは、私も経験しました。そのときの力をふりしぼっ
て、一生懸命に考え、生きることだと。
 
いい言葉を覚えると、人間関係も豊かになるってわかった。
言葉には、すべて運がついているんです。
――年を重ねると、言葉の大切さを痛感します。四季のある
日本は言葉も豊かです。英語も大切ですが、まず国語で
す。言葉はその人の全容を物語ります。言霊(ことだま)
です。
自分で運をつかんで夢を実現させるためには、「普通」を知って、
それを超えていかないとだめなんです。
――「普通」を知るって、結構大変です。普通とは、人が持
たねばならない最低ライン。欽ちゃんは、普通(当たり
)のことを言っていますが、案外、普通ができていな
い人が多い。そこに至るまでも大変なので、それを超
えていくことを求めている。でも、夢の実現には必要
なんです。と。 
 
体力だけじゃなく、知識ももっと必要。この年で一番つらいのは、
勉強だから、それから始めました。2015年正月
――2015年4月、欽ちゃんは、74歳で、社会人入試を受験し
駒沢大学仏教学部に入学。目的は、認知症対策。
 素敵ですね。拍手。           2016/09/30
 
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